今日は川崎に出張に来ています。実は、経済産業省NEDOの事業の一環として、起業家候補（スタートアップイノベーター）募集に応募してみたところ、一次審査を通過しました。

http://www.nedo.go.jp/koubo/CA2_100053.html

　テーマは「高性能有機エレクトロニクス半導体材料低コスト製造の事業化」です。

　このNEDOのプロジェクトは世界初らしく、審査が通り、NEDO提示の条件をクリアすれば、2年間の研究開発費3000万円と起業家の給料2人分で2600万円、併せて5600万円程度の支援が受けられる大型予算です。４２０チーム応募して、1次通過は７６チームですので約５．５倍を勝ち抜きました！ですが、2次審査で１５チームに絞るようで、２８倍の高競争倍率になる模様。来週9/11の2次審査に向けて、9/3-4の日程で研修会がNEDO本部＠川崎にて行われているのです。冒頭、安倍晋三内閣総理大臣の直筆の手紙が読まれ、終わりなき第３の矢となり得る本プロジェクトへの意気込みが官邸から伝わってきます。

　本日の講師は、KAPION株式会社社長の曽我弘（そがひろむ）氏です。同氏は新日鐵退職後に、単身アメリカ・シリコンバレーに移り、いくつものベンチャーを立ち上げ、あのスティーブジョブズと1対1の交渉をして、Apple社に会社を売り抜いた実績をもつ方で、御歳７７にして、現役バリバリのビジネスマンです。下手な経済事情通？の方の表だけの冗舌なプレゼンと違って、20年間シリコンバレーで培われた経験に基づく語りですので、全然説得力が違います。勉強になりました。

東原