先週、11/27（水）に第49回茨城地区活動講演会の講師として、つくば市にある住友化学株式会社内の会場に行ってきました。これで正式な依頼招待講演数が３０（内、海外１６件）になりました。ひとつの節目になり、感無量です。今まで、小職を招待いただいた方々に深い敬意と御礼申し上げます。

　「ポリチオフェンの精密合成と有機薄膜太陽電池材料への応用」と題し、合成を中心に話してきました。残り２人の演者は、有機薄膜太陽電池のスペシャリスト、理研の尾坂先生、筑波大の丸本先生で、実はJSTさきがけのメンバーとして顔なじみです。知り合いの前での発表だと、余計に緊張してしまいましたが、何とか無事終了しました。（尾坂先生には、後でいろいろ突っ込まれてしまいましたが。。。）

　住友化学さんは、日本屈指の総合化学企業で、いろんな分野で最先端の技術・材料を排出されています。

　中でも感動したのが、展示コーナーにある数百種類はあろうかという色を自在に発光する有機発光材料をあしらった未来型茶室。写真は茶室内から撮りました。日本人の色彩感覚は世界一といわれますが、まさに、日本人のオリジナリティー豊かな技術ではないでしょうか？

　いろんな有機の光が未来を照らすように、我々１人1人がオリジナリティーを持って、未来に活路を見出せるよう願っております。

東原