ワンさんの論文
"Synthesis and Morphology of All-Conjugated Donor-Acceptor Block Copolymers based on Poly(3-hexylthiophene) and Poly(naphthalene diimide)ポリ(3-ヘキシルチオフェン)およびポリ(ナフタレンジイミド)からなる全共役ドナー・アクセプター型ブロック共重合体の合成と形態"がWiely出版の英文学術雑誌「Journal of Polymer Science; Part A. Polymer Chemistry (通称JPS Part A)」に掲載されることが決まりました。2014年の号に掲載される見込みです。
ちなみに2013年の論文数は27報になりますので、約2週間に1報以上論文を出したことになります。上田充先生のご指導の下、東工大上田研卒業生が中心になって書いてくれたことが記録に貢献しています。2014年度は、東工大生に頼ることができません。王さんも、1月31日付けで山形大を退職し、中国蘇州にある中国科学技術院(Chinese Academy of Science)の助教に就任することがほぼ決まりました。従って、一時的に手薄になりますが、後藤君・福田君の本領発揮、10月から所属した2人の山形大3年生を鍛えて、また、夏に国立台湾大Wen-Chang Chen教授の研究室からくるFuさんを向かえ、新体制で論文数の保持、研究の微分値を上げる(東工大・渡辺先生から激励していただいた時の印象的な表現)必要があります。
ここ1,2年を振り返ると、事務作業、資金調達、出張、論文執筆などにかまけ、白衣を着て実験台に立つことがかなっていませんでした。年末、ようやくすべてのデスクワークを片付け(終ってないけど)、久しぶりに白衣を着てクリスマスイブから今日まで実験しました。やっぱり、学生やポリマーと向き合っている時間が一番楽しいですね。
東原