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2016年12月21日 サンタバーバラ留学記その8

帰国直前の5月終わりに2泊3日でルームメイトの故郷のメキシコに旅行しに行きました。ルームメイトはメキシコの内陸部に位置するチワワ州チワワというとても可愛い名前の都市の出身ですが今回は時間の関係上チワワではなくカリフォルニアから近いティファーナ(Tijuana)という都市に行きました。ティファーナまではサンタバーバラからルームメイトの車で向かったのですが朝出発して深夜に着くというかなりのハードワークでした。ルームメイトの車は30年前のフォルクスワーゲンなんですがその古さはすさまじく、右折するとハンドルが取れるほどです。助手席のシートベルトが機能しないので付けているフリをするためにお尻で金具を踏むだけという状態だったので乗るのをためらっていたのですが今回長距離移動ということで直してくれました。ちなみにハンドル中央のカバーがないので剥きだしの金属部分に金属製の何か(家の鍵とか)を当てるとクラクションが鳴ります。

ティファーナはアメリカ(サンディエゴ)と隣接しており、合わせて巨大な都市圏を形成しています。ティファーナからサンディエゴまで国境を越えて通勤する人がたくさんいます。サンディエゴの中心部からは車で15分くらいで、アメリカから出るときに全く審査がなくただ車で通過するだけだったので驚きました。また、メキシコに入ったそばから急にルームメイトの運転が荒くなりました。メキシコだから捕まらないそうです。

 

ルームメイトの友達の家からの眺め

特に観光をするでもなく、メキシカン料理をひたすら食べビールを飲みました。

日本ではあまり馴染みのないメキシカン料理ですがスペイン系移民の多いカリフォルニアでは非常に人気があり、そこらじゅうにレストランがあります。実際に現地で食べたメキシカン料理はカリフォルニアで食べるものよりもコストパフォーマンスが良かったです。カルニタスという肉料理(豚の肉、内臓、鼻、尻尾すべてを鍋にぶち込んでスパイスや調味料と煮たもの)にトマト等の薬味野菜を入れトルティーヤで巻いたものが特においしかったです。注文のときに豚のどの部位にするかを聞かれたんですがスペイン語が全くわからず困りました。でもとりあえずおいしいものが出てきました。

豚の心臓を見せるオバチャン

 

次に海岸線を南下しエンセナダという港町に行きルームメイトのいとこと合流しました。ハイウェイからは地中海がイメージされるような建物と青い海が広がっていてとても綺麗です。エンセナダはカリフォルニア同様ワインが有名なのですが、今回はひたすらビールを飲みました。

ルームメイトの車

 

エンセナダを見下ろす高台にて

 

おいしい食べ物とビールに満足し、いざアメリカに戻ろうとしたときにものすごいことが起こっていました。アメリカからメキシコに出るには何も問題はないのですがメキシコからアメリカに戻るにはしっかりとした入国審査があります。その入国審査を通過するための車の列がとんでもなく長いのです。2時間くらいはかかったと思います。国境を越えて通勤している人はどうやっているんでしょうか。ちなみにトイレはありません。ディ○ニーランドもびっくりですよね。ミ○キーが金をばらまいたりしてくれないと割に合いません。

面白いことに、長い間列に並ぶ車内の人に向けて様々なビジネスが展開されています。

お兄さんがお菓子や水を買わないかと尋ねてきます。

 

スマホを固定する台まで売りに来てくれます。

 

リンゴ飴みたいのも買えます。

 

しまいにはお土産物を詰め込んだカートまで登場しました。キリスト人形とかが買えます。長い時間待っているとほしくなるのかもしれません。ミ○キーが持って来たら買ってしまうでしょう。

 

ちなみにもしアメリカから国外に出るときにパスポートはもちろんのこと、大学から出国許可のサインをもらった滞在許可証(DS-2019 or I-20)を持ってき忘れると不法入国民扱いされ大変なことになります。とりあえず、陸で異国間を行き来するのは初めてだったので貴重な経験となりました。サンタバーバラには早朝に着きました。

 

これで後藤のサンタバーバラ留学記を終わりたいと思います。あまり記事同士のまとまりがありませんでしたが最後まで読んでくださった皆さんどうもありがとうございました。アメリカに行く前はもちろん不安でしたが実際行くとどうにかなるものだなぁと感じました。犯罪や事故にも巻き込まれず大きな病気もなく健康に過ごせました。ネイティブスピーカーと英語でしゃべる度胸がついただけでなく、世界のトップの研究に触れ同じ土俵で戦えた経験は大きな自信になりました。留学を終えたと聞くと何か大きなことを達成したかのように聞こえがちですが実際自分のやるべきことはまだ日本にあり道半ばですので、アメリカで勉強したことを生かしつつ残りの期間、研究に注力していきたいです。また、留学を通じて多くの人にお世話になり優しくしていただいた分、日本で特に外国人に優しくしてあげたいなと思えるようになりました。留学に行きたいと思う人が少しでも増えたら嬉しいです。

 

後藤

 

サンタバーバラ留学記その1(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=259)

サンタバーバラ留学記その2(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=262)

サンタバーバラ留学記その3(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=263)

サンタバーバラ留学記その4(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=268)

サンタバーバラ留学記その5(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=269)

サンタバーバラ留学記その6(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=274)

サンタバーバラ留学記その7(http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/view.cgi?p=275)